川村所長のプライベート日記

2014年11月25日 火曜日

Yomi Dr. 第21回『運動では意外にやせません』

Yomi Dr. 22回目
「正しい歩き方」は足を痛める
が現在掲載されております。興味がある方はご一読ください。
Yomi Dr. 第21回『運動では意外にやせません』
の内容は以下の通りです。


医者になったころ、運動を患者さんに勧めていました。ところが「運動を始めたけど、かえって体重が増えてしまった」という人が、かなりいました。自分はあまり運動が好きでないので、実践していませんでしたので実感がなく、この結果が意外でした。

 医者や栄養指導士、理学療法士など医療従事者が勉強する本には、「生活習慣病が改善するために、運動療法を行いましょう。指導しましょう」としか書かれていません。なぜ運動して太るのか。いろいろな患者さんにお話を伺っているうちに原因がわかりました。

 まず、運動をするとお腹(なか)が空きます。

 その上、食べ物がおいしくなります。

 どうしても、お腹が空いているので、早食いとなり、そのうえに食べ物がおいしく感じられるので、ついつい多く食べてしまいます。

 減量に取り組んでいても、「運動して消費カロリーが増えているから、少しばかり多く食べても、問題ない」という自分の中に用意している言い訳まであるので、食べる量を減らすことは到底不可能で、いつもの量で食べ終わることも、困難です。

 ここで意識してほしいのは、みなさんが思っている以上に、運動で消費できるカロリーが少ないことです。

 運動で消費できるカロリー数は、体重によって異なるので、65キログラムの男性で1時間の運動で消費されるカロリー数を計算してみると以下のようになります。

・軽い運動:睡眠66キロカロリー、自動車の運転113キロカロリー、机上の事務仕事117キロカロリー

・弱い運動:ゆっくり歩行179キロカロリー、入浴238キロカロリー

・中等度の運動:自転車257キロカロリー、急ぎ足歩行320キロカロリー、階段昇降394キロカロリー

・強い運動:テニス491キロカロリー、ジョギング(120メートル/分)491キロカロリー、腹筋運動601キロカロリー


 一方、食べ物の摂取カロリーは意外に高いのです。例えば、蕎麦(そば)1杯分260グラムで296キロカロリーになります。

 つまり、自転車で1時間走っても、お蕎麦いっぱいで取ったカロリーのほうが多いことになります。

 ポテトチップスは1袋で300キロカロリーを超えているものがほとんどであり、蕎麦1杯よりもカロリーを取ってしまうのです。

 「未(いま)だ無し 食べるに勝る ダイエット」なんです。

投稿者 川村内科診療所 | 記事URL

2014年11月20日 木曜日

なないろ日和! 11月27日木曜日放送

11月14日金曜日メットライフ生命の仕事が終わった後、診療所に戻って
テレビ東京『なないろ日和!▽冬太り解消法』の撮影がありました。
2時間余り、いろいろと撮影しましたが、
11月27日(木)9:28~11:13までの番組でどのくらい放映されるかわかりませんが、
太る原因を説明し、その対策として『腹ペコトレ』や『エアトレ』などいろいろな方法を
収録しました。
興味がある方は是非見てください。
基本的なコンセプトは『我慢をしない』、『時間を割いて運動をしない』という点です。
その上に、『他の人に解らないように実践する』というこだわりで、やっています。

投稿者 川村内科診療所 | 記事URL

2014年11月17日 月曜日

Yomi Dr. 『トイレのふた閉めて...ウイルス性胃腸炎を防ぐ』

現在
Yomi Dr. 第21回『運動では意外にやせません』
が掲載されています。

Yomi Dr. 第20回『トイレのふた閉めて...ウイルス性胃腸炎を防ぐ』

の内容は以下のものです。



胃腸炎を引き起こすウイルスには、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどいくつかあります。
ロタウイルスやノロウイルスは感染力が強く、十数個のウイルスの吸入で感染する可能性があります。

このウイルス性胃腸炎、マスクをして、きちんと手洗いをして対応しているのに、なぜか罹(かか)ってしまった経験はありませんか?

 実は、正しい方法と思ってやっているやり方に落とし穴がいくつかあるのです。

 ロタウイルスやアデノウイルスは、汚染物が飛沫(ひまつ)したものを吸い込んだり、手についたものを口に入れたりして、感染します。

 ノロウイルスはより小さいので、空気中を漂っているものを吸い込んで空気感染する危険性があります。したがって、マスクをきちんとしたつもりでも、隙間ができて、そのスペースから吸い込むことも少なくありません。

 この隙間をなくすにはティッシュペーパーを使うのがおすすめです。

 マスクと口の間に、ティッシュペーパーを畳んだものを入れ、呼吸の際に、ティッシュペーパーが口や鼻にくっつくような状態にしていれば、かなりの確率で、ウイルスをブロックできます。

 加えて、気をつけてほしいのは、トイレの後です。

 水様便の場合には、排せつした便が便器内の水ではねて、お尻に跳ね返っている可能性があります。こうなると、お尻を拭いた際に、ウイルスを袖などにつけて持ち運んで、料理や食事の際に食べ物に振りかけてしまうことになりかねません。

 拭く方の手は袖まくりをして、しっかりと水で洗いましょう。また、手を洗ってからトイレを流しましょう。

 さらに、便器のふたを必ずしてから流してください。

 というのは、イギリス・リーズ大学のマーク・ウィルコックス教授の研究結果で、便器のふたを閉めずに流した場合、微生物が最大26センチ飛び散り、90分間空中を漂っていたというものがあります。

  静岡の食品会社では、きちんと消毒していたのに、ノロウイルスをはやらせてしまったことが報道されていました。会社のトイレには、便器の蓋がないところも 少なくありません。流す際に飛び散って、水を流すボタンやレバーにウイルスが付着してしまうと、他の人に感染してしまう危険があるのです。水様便が出てい る間は、他の人にうつす危険性が高いことを念頭に置いておきましょう。

*****************Yomi Dr.への追記文*******************

ふたがない時の対応策:落し蓋のように、トイレットペーパーを敷いて、トイレ水面を覆ってから水を流しましょう。
**********************************************

投稿者 川村内科診療所 | 記事URL

2014年11月10日 月曜日

Yomi Dr. 第19回『私も喘息発作に注意してます』

Yomi Dr. 第20回『トイレのふた閉めて...ウイルス性胃腸炎を防ぐ』
が現在掲載されています。

Yomi Dr. 第19回『私も喘息発作に注意してます』
は以下の内容です。
幼少期に小児喘息(ぜんそく)を患い、不摂生な生活をしていた浪人時代まで、年数回の喘息発作で眠れない夜をすごしました。

 学生時代に喘息発作で病院にかかった際に、「なぜひどいときに、来なかったの」と言われた時には、ムッとしました。

 「喘息発作の酷(ひど)い時には、動くことも、普通に話すことも苦しくてできなくなる。やっと動けるようになって、病院を受診していることを、この先生は、わかっていないんだ」という現実が理解できました。

 両親と一緒に住んでいれば、夜中でも、救急病院などに連れて行ってもらうこともできるのでしょうが、一人暮らしであれば、救急車にさえ、電話できないぐらい息苦しい発作に見舞われることもあるのです。

 喘息の患者さんには、自分が喘息を持っていることをお話ししてから、患者さんの現在の状態、これから行う治療方法についてお話しするようにしています。

 発作がひどい時には、どういう対応をすればよいかについては事前に考え、身の回りの人に対応をお願いしておくことも必要でしょう。現在は、携帯電話やスマートフォンから、簡単にメッセージを送ることができるので、事前に文章を入れておいて、発作時に送信するという方法もあると思います。

 発作を防ぐ自己管理も必要です。

 ストレスがある時、体調が悪い時、季節の変わり目で喘息発作は起きやすくなります。しかも、そういった時に、アルコールを飲んだり、運動をしたりするとかなりひどい発作になります。

 大きく息を吸って、勢い良く息を吐いてみてください。いつもの状態と違って、息が吐きづらい状況になっていると、気道が少し過敏になっている可能性があります。

 その際に、ピュー、ヒューといった笛のような音が聞こえるようなら、軽い喘息の発作になっているのです。

 こうなっている場合には、喘息の治療を受けたほうが良いでしょう。

 「風邪は万病のもと」と言われますが、喘息を患ったことのある人にとっては、「風邪は喘息発作のきっかけとなるもの」です。のどの痛みだけであればよいのですが、咳(せき)が続いていると、気管の表面の細胞が傷み、その奥の神経細胞がむき出しになってしまうと、ちょっとした刺激が咳き込みを誘発し、喘息発作になってしまいます。

 一般的には、痛み止めといわれる消炎鎮痛薬は、「アスピリン喘息」を誘発する危険性がありますので、喘息の患者さんには、処方されません。

 実際自分も、顔面神経麻痺(まひ)になった際、消炎鎮痛目的で処方された薬でアスピリン喘息になり、1週間入院となりました。

 この時飲んだ薬は、その後飲んでいませんが、他の痛み止め(2種類)は、大丈夫なので、時々頭痛がひどい時に使っていますが、発作は出ていません。ただし体調が悪い時に飲むと少し変になったことがあるので、風邪をひいて咳が出ているときは飲まないようにしています。

 喘息の患者さんは、どの消炎鎮痛薬だと大丈夫かを、かかりつけの先生と探しておくとよいでしょう。やみくもに飲むと危険なので必ず医師の指導のもとに飲んでください。

 ただし、いつもは大丈夫でも、先ほど述べたように、咳が続いているときには、避けた方が良いでしょう。

 発作の予防としては、気管の刺激を少なくすることになります。外出時、寝るときにマスクをすることは、かなり有効です。

 加湿器もよいのですが、湿気がもとでカビが生えてしまい、かえって発作がひどくなったことがありました。結露ができないように気をつけていたのですが、今度は、加湿器の掃除をこまめにやっていなかったために、加湿器の中にカビが生えて、結局、加湿器を捨ててしまうことになりました。

 気管を広げる薬の吸入のやり過ぎで、死亡例が続いた時がありました。近年喘息の薬や治療方法の進歩は目覚ましく、ここ数年、喘息死の患者さんがかなり減少してきています。

 喘息発作で気管や肺の損傷をできるだけすくなくするばかりでなく、発作が起こりにくくすることも必要です。

 自覚的な発作の状態になっていなくても、慢性的に気管が障害を受けている人がいることもわかってきました。

 発作が出ても軽いから様子を見ようと考えないで、喘息を専門に診ている先生の病院を一度受診され、今後の治療について相談されるとよいと思います。

投稿者 川村内科診療所 | 記事URL

2014年11月 4日 火曜日

Yomi Dr. 第18回『高血圧いろいろ...あなたに合った薬は』

Yomi Dr. 第19回『私も喘息発作に注意してます』
が現在掲載されています。

Yomi Dr. 第18回『高血圧いろいろ...あなたに合った薬は』の内容は以下の通りです。

高血圧の薬は、数限りなくあり、必ず自分に合った薬が見つかるはずです。特徴や副作用を以下に挙げます。

(1)カルシウム拮抗(きっこう)薬(CCB)

 降圧効果が確かな薬剤で、副作用が少なく、使ってはいけない状態(禁忌疾患)も少ない。比較的良く見られる副作用としては、脈が速くなる(脈が遅くなる薬も少ないがある)、顔のほてり、足のむくみ、尿量増加、歯肉の腫れなどがあります。この種類の薬は、グレープフルーツ(ぶんたん、オロブランコ、ダイダイも同様)と一緒に取ると、薬の代謝が阻害されるため、効果が強く出る人がいることがあり、グレープフルーツを取らないよう指導されます。


(2)アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB) 

 糖尿病患者の合併症の進行を抑制する効果や、血圧を下げる効果以外のいい影響があるので、近年使用が急増している薬。副作用も少なく、禁忌疾患も少ない。ただし、一部に効果が出にくい人がいます。妊婦や血液の中のカリウム値が高い人、両側の腎動脈に狭窄(きょうさく)がある人には使用できません。最近ジェネリック薬品もでてきました。

 夏場の脱水で、血圧が下がってきている状況で飲み続けた人の中に腎臓が急に悪くなる人がいることがわかり、夏場に血圧が下がってきている場合には減量や中止が必要なので、血圧が下がりすぎたら医師に相談してください。


(3)アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)

 心筋梗塞や心不全患者の死亡率減少効果が確認されているので海外では圧倒的に使われています。日本人では、咳(せき)の副作用が出やすいこと、腎機能悪化がみられる人がいるので、本薬剤よりもARBがよく使われています。


(4)利尿薬

 薬代が安いので、米国などでは、最初に使われる薬剤。日本人のように塩分の摂取量が多い人には確実な効果が期待できます。

 尿酸値が上昇しやすいことと、血液の電解質が乱れること、オシッコが頻回になるため、日本ではあまり使用されていませんでした。

 近年、複数の薬でも血圧がなかなか下がらない人に、少しだけ追加使用すると、血圧が良く下がることがわかってきたため、使われる頻度が増えてきました。

 副作用として、光線過敏症(日の光に当たったところに皮疹が出る)があります。


(5)β遮断薬

 交感神経を抑える形で血圧を下げ、脈拍も落とします。狭心症や心筋梗塞の人には使いたい薬です。以前は使ってはいけないと考えられていた心不全患者でも、β遮断薬のアーチストとメインテートを少量から使うと予後が改善することがわかり、心不全の第一選択薬(最初につかわれる薬)としても使われています。脈が速い心房細動の患者にも有効。喘息(ぜんそく)の患者には原則使いません。


(6)α遮断薬

 中枢にある交感神経の刺激を抑える薬で、脂質代謝の改善作用や前立線肥大にも効果があります。副作用として、立ち上がった時のふらつきがあります。血圧を下げる効果があまり強くないことから、追加薬剤として使用されています。

投稿者 川村内科診療所 | 記事URL

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